米国医学研究所によるインフルエンザに対するマスクの意義

2006年8月

 パンデミック・インフルエンザ発生の際にマスクが意義があるかどうかは不明であると米国医学研究所は発表した。
 効果は不明ながらもパンデミックが発生したなら数百万人の人々が効果を信じてマスクを着用し、さらに再使用しないことから、多くのマスクの供給が必要になると同研究所は判断している。同研究所は国立アカデミーの一組織で、最も信頼性ある科学者の組織である。

インフルエンザ予防のためのマスクの意義


インフルエンザ予防におけるマスク着用の意義に関する諸問題
インフルエンザウイルスの感染様式
接触感染:ウイルスを含む飛沫物の付着した物に触れる手を介して感染
飛沫感染:ウイルスを含む飛沫物を吸い込んで感染
飛沫核感染(空気感染):空中を漂うウイルスを含んだ飛沫核を吸い込んで感染



米国保健福祉省暫定的ガイダンスから 訳文

New US bird flu plan suggests more drug stockpiles Reuters (国際) 米国、改訂パンデミック対策計画、抗インフルエンザ薬備蓄量の増加を求める
2008/6/5

米国政府の改訂パンデミック対策ガイドラインでは、国民を感染から守るためにさらにタミフルの備蓄量を増やすことを提案し、
また各家庭での感染予防のためのマスクの備蓄を薦めている。 ガイドラインでは初めて感染予防のために、
タミフルとリレンザを使用することを提案し、さらに企業に対して従業員の治療や予防のために前もってこれらの
抗インフルエンザ薬を購入しておくことを薦めている。 またガイドラインでは、市民にどの程度の数のマスクを
備えておくべきかも明示している。 米国政府は現在5000万人分の抗インフルエンザ薬を備蓄している。
さらに各州は、連邦政府の助成のもとに計3100万人分の薬を購入することが出来、計画では合計8100万人分
の抗インフルエンザ薬を備蓄する予定になっている。 保健福祉省のパンデミック行動計画担当者の一人で、
この改訂ガイドラインの大部分を書いたベン・シュバルツ博士の説明では、
今回の提案では抗インフルエンザ薬の備蓄量は、パブリック・コメントも反映して1億9500万人分まで
増量することを考慮している。 ガイドラインでは、感染予防のための
薬の使い方まで詳細に記載している。 「保健医療従事者と緊急業務従事者の感染予防のために、
抗インフルエンザ薬の発注と備蓄の責任は、基本的に保健機関、または緊急業務提供機関に課せられる。
業務に携わる従事者を感染から守る責任があるからだ」、とシュバルツ博士は電話取材で語っている。



米国CDCの考え

マスクの感染予防効果

米国CDC:新型インフルエンザ感染予防のための一般市民の医療用および高機能マスク使用に関する暫定的勧告

 2007年5月
原文

付録1

Summary 要約

 医療用マスク(facemask)と高機能マスク(respirator)を一般市民がパンデミック・インフルエンザ予防のために使用する意義に関して、その情報量は極めて少ない。


During an influenza pandemic, one can become ill following close contact with someone who is infected at home, in the community, at work, or at school

Interim guidance on the use and purchase of facemasks and respirators by individuals and families for pandemic influenza preparedness


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