私どもの共同研究は、事務局や研究推進委員会となる機関を地域で持ち回りとし、全国の加盟機関が協力して実施しています。平成16年度からの今回の共同研究は、岡山県教育センターが事務局となり、中国四国地区の機関が研究推進委員会を組織しました。
中国四国地区の研究推進委員の皆様は、このたびの共同研究の実施にあたり、全国の加盟機関に幅広く研究成果や情報の提供を求めました。また、先進的な実践事例を極力盛り込むようにしました。これらの膨大な情報を整理し、取りまとめるのは大変な労力が必要だったと思います。関係の皆様のご苦労に感謝申し上げます。
この共同研究報告書は、各機関が取り組んできた実践的な研究の成果を幅広く取りまとめ、授業の場で活用できるように編纂したものです。現場の先生方がすぐに使える実践のポイントが随所にちりばめられています。
この報告書が、学校現場の皆様の実践を改善する一助となることを祈念いたします。
第17期共同研究は、第16期共同研究(平成10年度~平成12年度)「『生きる力』をはぐくむ学校教育の創造」の研究成果を引き継ぐとともに、研究の深まりや広がりを目指す「つなぐ・ひらく」をキーワードとして展開しました。北海道立教育研究所を中心とする北海道教育研究所連盟のみなさまが研究推進委員会を組織し、3年の間に5回の研究集会を開催して、この報告書をまとめてくださいました。
北海道教育研究所連盟所属の各研究所員の多くの方々は、現場で勤務しながら研究所に集って研究を推進しています。研究に専念できる時間が限られているため、共同研究の推進には大変な苦労があったかと存じます。また、同じ所員の方が3年間継続して取り組むことも難しく、毎年大幅な推進委員の入れ替えを余儀なくされる中で、共同研究は進められました。
忙しい中でまとめられた研究成果は、そうであるからこそ、現場の切実な思いがこもったものとなっています。
本書は、平成13年度~平成15年度にわたり、関東地区の教育研究機関が中心になり進めてきた共同研究「ITを活用した教員研修」の研究成果です。研究テーマに教員研修とありますが、学校での情報通信環境が整備されつつある今日、教員にとっては研修よりも情報通信環境を活かした授業での活用に関心が向いているのが現状だと思います。このような観点から、本書をまとめるにあたっては、教員研修を柱に置きつつ、教員が行う授業や児童生徒の学習に範囲を広げ「eラーニングと教育や研修」という視点に立って内容をまとめることにしました。
本書は、教育センターや学校で、これから教育用コンテンツやeラーニングを授業や研修に利用しようとしている教員に役立つ実践的案最新の情報を提供しています。これまでと同様に広く活用していただければ幸いです。
全国教育研究所は昭和23年に創立され、50年を超える歴史を持つ組織です。
本連盟が進めている共同研究は、教育の基本にかかわり、現実に対応を迫られているその時々の重要な課題について、全国的なネットワークを生かし、情報を収集、分析し、日々の教育実践に資する解決策を提言してきました。この努力と研究成果については、各方面から高い評価を受けています。
本書は本連盟の第16期の共同研究で「『生きる力』をはぐくむ学校教育の創造」の成果 をまとめたものです。この研究は、平成10年から3年間にわたり近畿地区の研究所を中心に研究を推進し、まとめていただきました。
この共同研究の期間中には、全国に先駆け、社会体験活動を取り入れた兵庫県の「トライやる・ウィーク」の試みがあり、その成果 の報告も大会でなされました。また、その他の近畿地区からもすばらしい教育実践報告書が数多くなされ、実りある特徴的な研究になったと言えます。
「生きる力」「学校教育の創造」といった言葉は、誰もが同じイメージでとらえることは難しいものです。可能な限りのイメージの共有化と具現化が課題になります。この「『生きる力』をはぐくむ学校教育の創造」という研究主題に対し、研究推進委員は「現代的課題部会」「在り方生き方部会」「学習指導部会」という3つの部会を設け、それぞれの原点から迫ることにしました。3年間で5回の全国研究集会が開かれ、多くの研究機関からすぐれた研究発表がありました。本書はその成果 をできるだけわかりやすくまとめたものです。学校現場において、日々の教育実践を充実させるための一助となれば幸いです。
全国教育研究所連盟では、各学校が新学習指導要領の本格実施に向けて様々な研究を行っている時期に、その参考になる資料を提供することが重要であると考えました。また、各種調査研究により総合的な学習の時間の学習活動としては、児童生徒にとっても教師にとっても環境学習は興味・関心のある内容であり、しかも時代の要請でもあることから、「総合的な学習の時間を効果的に活用した環境教育の在り方」をテーマに平成10年度から12年度までの3年間の共同研究を行うことにしました。
この間、全国研究集会を東京で3回開催し、総合的な学習の時間における環境学習の進め方について研究発表や協議を行うとともに、それらを基に研究会を積み重ねてきました。本書は3年間の共同研究の成果 を広く普及することを目的として、研究成果報告書としてまとめたものです。
この共同研究は、関東地区の各教育センターで総合的な学習の時間及び環境教育を担当している方々が中心になって推進してきました。本書は、総合的な学習の時間及び環境学習の理論的研究から優れた実践研究まで幅広い内容で構成されています。本書が各学校で環境学習だけでなく総合的な学習の時間を展開していくために大いに活用されることを望んでいます。